妊婦のみなさん、メヘンディーてご存知ですか?

川渕助産院

2014年05月21日 10:29



みなさん、メヘンディーってご存知ですか?

メヘンディはヘナというハーブをペースト状にしたもので描いていくボディ・ペイントで、インドの言葉であるヒンディー語で「ヘナを使って肌を染めること」を意味します。
日本ではまだまだなじみの薄いメヘンディですが、欧米諸国では「ヘナタトゥー、ヘナボディアート」の名で広く知られています。
メヘンディに使われるヘナは、ヒンドゥ教の美と吉祥の女神ラクシュミーがもっとも好んだ植物と言われており、
“幸運をもたらす薬草”と信じられ、インドではおまじないやお守り的用法で、結婚式を初め様々な行事の中で現在も必需として愛されて続けています。

北アフリカや中東には、妊娠8カ月を過ぎた妊婦さんの足首やお腹に、ヘナを施す伝統的な習慣があると言われています。この地域の主な宗教であるイスラム教では、ヘナという植物にはバラカ(神の恩恵)があると考えられていて、元気な子が産まれてくるよう願いを込めたり、邪悪なものに狙われやすいとされている妊婦や胎児の魔除けとして、妊婦さんのお腹や産後のお腹にヘナを施します。近年は欧米諸国でも、お腹の大きい時期を楽しく過ごすファッションや思い出のひとつとして人気があるようです。

先週出産されたTさんが安産祈願でメヘンディー体験されてきました。
とっても素敵なお腹、そして、あたたかい写真にうっとり。
赤ちゃんを楽しみにしているママの気持ちで、私もとってもあったかい気持ちになりました。

Tさんは妊娠前からベリーダンスをやってらして、臨月ダンスにもチャレンジされました。



たくさんお写真見せていただいたのですが、どれもほんとに素敵で。
見に行きたかったなー。
お母さんとこんなふうに素敵な時間を過ごした赤ちゃんも、先週元気に産まれてきてくれました。
とってもおだやかな、やさしい赤ちゃんです。


うまれてきてくれて、ありがとう


*mori*


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